「かこむ」の換気システムについて(密閉リスク対策)

 

みなさんこんにちは!

 

「かこむ」で設定した感染拡大防止ガイドラインにご協力いただきありがとうございます。
一部ガイドラインに変更が出ましたので、お伝えさせていただきます。

 

ガイドライン変更内容

変更前:部屋のドアと窓を開けてご利用ください。ドア窓は開けた状態で退室してください。
↓ ↓ ↓
変更後:
利用時は、換気スイッチをオンにして、ドアと窓を閉めてのご利用を推奨します。
*冷房が入っている場合は「換気モード」のボタンを押し「熱交換」の表示になっているか確認をお願いします。
退室時は、冷房・換気スイッチはオフ、ドア窓は閉めてご退室ください。

※ただし、和室に関しては、一般の換気扇レベルになりますので、ドアを開けてのご利用を推奨します。ご注意ください。

 

 

 

変更に至った背景

庁舎を管理している日本管財の担当者の方より、換気システムの仕組みについてご説明いただき、「かこむ」を管轄している県の担当課を含め三者にて、運用を検討しました。

協議の結果、密閉状態を避けるため、各部屋の換気をドアや窓を開けて換気を行うよりも、換気システムを稼働させた方が空気の循環率が高いことが明確になりました。

※ただし、和室に関しては、一般の換気扇レベルになりますので、ドアを開けてのご利用を推奨します。ご注意ください。

ですので、換気における部分のみガイドラインを変更することになりました。

※もちろん、換気システムの性能を説明されたとしても、窓やドアを締め切ってしめることに抵抗を感じられる方については、ご自身の判断の元、ドアを開けてのご利用でも問題ございません。

ご利用いただくみなさんが納得し、安心してご利用いただけることを第一に考え運営を行なっていきます。

また、気温もあがりはじめ、冷房の本格稼働が始まると、ドアや窓を閉めての利用をお願いすることになるため、ドアや窓を閉めた状態でも安心してご利用できることに繋がればと思います。

 

なお、冷房の本稼働は6月16日〜となっております。

6/16までは外気温を元に稼働する/しないを県の庁舎を管理する部署が判断されます。

どうしても暑い場合は、窓口まで内線でご連絡ください。

 

 

換気システムの換気性能について

一部ではありますが、部屋の大きさ(容積㎥:面積×高さ )と1時間あたりの送風量(㎥ / h)から算出したところ、フリースペースと講座研修室では、1時間で部屋の空気量の約6〜7倍の空気を循環していることが分かりました。

分かりやすく伝えると、計算上では約10分で部屋の空気が入れ替わるとお考えください。(ドア・窓を開けたままだと換気性能が落ちます)

もちろん空気がたまりやすい空間などもあるため、部屋の中でサーキュレーターを回しながら換気をいただくのが、より効果的です。

 

 

 

採用されている「かこむ」の換気システムの違いについて

 

安心してご利用いただけるよう、「かこむ」の換気システムについて下記の通りお伝えします。

 

「かこむ」が入っている東播磨県民局の庁舎に採用されている換気システムは
「HEX、OHU、AHU、」と大きく3種類あります。

それぞれの違いは、

OHUとAHUは「内気と外気をミキシングさせ、花粉などの空気中のダストを取り除くためのフィルターを通過させ、空気を加湿した状態で室内に給気する」

 

HEXは「花粉などの空気中のダストを取り除くためのフィルターを通過させ外気を取り入れ(給気)、内気を外へ排出する」

 

といったところがポイントです。

 

ほかにも

・コントロール制御が違う(中央制御 / 個別に部屋でスイッチを入れる)
・温度測定方法の違う(部屋温度で測る / 送風温度で測る)
・熱交換の仕組みが違う(部屋内の熱エネルギーを利用する / しない)

など、多少なり特性が違いますが、利用者側の皆さんにとっては、そこまで大きな違いではあません。

 

気になる方は「HEX 換気システム」「AHU 換気システム」などのワードで検索いただくと、構造についての説明が出てきます。HEXは建設業界の専門用語であるため、商品名がヒットすることがあります。

 

各部屋の換気システムとスイッチについて

ご利用いただく上ではそこまで影響はない情報です。

あくまでも情報開示することで安心感を持っていただくことを目的にお伝えしています。

中央制御となっている部屋については、庁舎を管理している日本管財さんが、利用がある部屋は全て動力とコントロールできるスイッチはオンにしてくれています。

※工房Aと講座研修室についてはスイッチをオンにしない限り、稼働していませんので、各部屋にてオンにしてください。

 

以上、少し難しい表現もあったかとは思いますが、できる限り要約するよう勤めてみました。

少しでもご利用いただくみなさんに安心して、納得してご利用いただければ幸いです。

気になったことがありましたら、窓口にて気軽にご相談くださいね!

 

それでは皆さんのご来館、お待ちしておりますー!