まちにあるさまざまな資源を保育に活用し、まちでの出会いをつないで関係性を広げていくこと、子どもを囲い込まず、場や機会を開き、身近な地域社会と一緒になって、まちで子どもが育っていく土壌作りをすることを「まち保育」と提唱し、2017年に発行された「まち保育のススメ」。今回、その編著者である三輪律江先生をお招きし、子どもの育ちとまちの関係や、まち保育の考え方、その取り組み事例などをお話いただきます。講演後は参加者同士、得た情報をどう自分の地域に活かすか、対話の中で学びを深める時間を設けます。
\こんな人におすすめ/
・保育士など子どもの育ちに携わる方
・まちづくりや地域活動に携わる方
・子育て、孫育て中の保護者の方 など
■講師
横浜市立大学准教授
三輪律江 先生
名古屋工業大学大学院修了後、(株)坂倉建築研究所にて設計士として勤務。その後東京工業大学大学院に進学し博士号(工学)を取得。横浜国立大学VBL、地域実践教育研究センター准教授などを経て、2011年より横浜市立大学准教授。専門は建築・都市計画、参画型まちづくり、こどものための都市環境、環境心理学。複数の自治体において建築・都市計画系審査会、市民協働関連の委員を務める一方、子育ち支援やまちづくりNPO理事なども複数務める。
■著書紹介
まち保育のススメ
―おさんぽ・多世代交流・地域交流・防災・まちづくり
編著:三輪 律江、尾木 まり 出版:萌文社
都市計画学の分野から、「子ども」と「まち」との関係に着目した調査研究をもとに、とく乳幼児期の子どもたちが集まる「保育施設」に注目し、日常的にさまざまな地域資源を活用している実態調査などを重ねた成果を掲載。 「まち保育」という新しい概念を生み出し、まちと保育を取り巻く課題解決の糸口を探り、「まち保育」の意義や効果について多角的に議論できるよう、丁寧にまとめあげた1冊。第13回(2017年度)こども環境学会賞(論文・著作賞)受賞。
■主催 NPO法人シミンズシーズ
共催 東播磨生活創造センター「かこむ」
本講演は、ひょうごボランタリー基金の助成を受けて実施します
■申込み方法
下記申込みフォームをご入力の上、送信ください。
託児をご希望の方は、講座別質問への回答欄に、
①託児希望人数 ②お子さまの年齢 ③お子さまの性別
をご入力ください。
※託児の受付は2/4締切です
※フォームの日程欄は第1回をチェックください。本イベントは1回のみの開催です。
基本情報